浄化センター見学の小学生にお話をさせて頂きました*清水
去る10月17日(月)静岡市内の小学校の4年生が、社会科の授業で
清水区にある静清浄化センターを見学に訪れ、私もその場で子供たちに
お話をする機会を頂きました。
初めに浄化センターの職員の方が、下水道の役割としくみ等について
お話をされ、その後私がクイズとエコ紙芝居で、水の大切さや水を守る
工夫についてお話をさせて頂きました。
ほとんどの子供たちが、自分たちが流す生活排水が海や川を一番汚して
いるという事を知っていましたし、歯を磨く時には水を止めていたようでした。
また、家庭でお皿の汚れを拭いている子も4分の1ぐらいいまして、環境に
対する意識が高いことに感心しました。
ただ、クイズの中で地球上の淡水が全体の0、8%しかないことや、
静岡県民は世界的に見ても水をたくさん使っているという事を初めて知った
ようで、どの子も目を丸くして驚いていましたので、この機会にお話をさせて
頂き、本当に良かったと思いました。
今回初めて、授業で施設見学に来た子供たちにお話をさせて頂きましたが
みんな真剣な眼差しで、時々メモを取りながらとても熱心に聞いていて、
子供たちの学ぼうという意欲が伝わってきましたし、体験学習の大切さを
改めて感じました。
短い時間の出会いでしたが、子供たちには、自然の力に助けられて
私たちの生活があること、生活排水も川や海に注ぎやがて大きな水の循環の
一部となり、あらゆる生命を育む「命の水」になるということを伝えたいと思い
まして一生懸命お話をさせて頂きました。
これからの毎日の生活の中で、自然への思いやりの心を持って、出来ること
から実行して欲しいと思いますし、その心を大人になっても持ち続けてくれる
ことを願っております。