未来を担う子供たちの声 第一回
昨年11月、静岡市清水の小学校で5年生の総合学習の時間に
環境教育授業として、水をテーマにクイズや紙芝居を使って、
自然にやさしい暮らし方についてお話をさせて頂きました。
子供たちは、皆とても真剣に話を聞いていましたし、質問や意見も
活発に出されました。
後日、全員からの感想文を頂きましたところ、一人一人が、
環境問題を自分の事として考え、一生懸命書いてくれたようで
私たちも嬉しく思いましたし、子供たちの言葉にとても感動致しました。
その中から、特に心に残ったものを、何回かに分けてご紹介させて
頂きたいと思います。
『 ぼくが話を聞いて思った事は、一人が水をきれいにする活動をしても
あまり変わらないと思っていたけど、一人一人の努力が必要なんだと
思いました。
合成洗剤が悪い事がわかったし、食べ物も残すと汚れになってしまうから
石けんを使うように心がけたり、スープやたれなどの汚れもちゃんと
ふいてから洗う事を、これからしていきたいと思いました。』
一人一人の出来る事は小さな事ですし、すぐに結果は出ないかも
しれませんが、その積み重ねがやがて大きな力になります。
環境問題といいますと、難しく考えがちですが、それを解決していくのは
何も特別な大きな事をする事ではないと思います。
毎日の生活の中で、私たち一人一人が、真剣に考え、出来ることから
実行していく事がとても大切です。
水を汚さない工夫を、これからもずっと、また大人になっても続けていって
欲しいと思います。
(記事担当:生活の森清水)